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訪問介護ヘルパーの悩みとは?経験者が解決策も一緒に紹介!

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訪問介護は、日常生活の援助などの介護サービスを提供する仕事で、少子高齢化が進んでいる昨今ニーズが高まりつつあります。

介護施設で働く介護職と違い、訪問介護ヘルパーは在宅で介護を受ける方たちのために自宅まで行って介護し、基本的に利用者と1対1での対応となります。

相手の気持ちを汲み取って介護を行うことを求められますし、利用者さんの状況を見て臨機応変に対応ができる力が必要です。

そんな中、訪問介護ヘルパーの悩みは出てきます。

対ひとのお仕事なのでメンタルが落ち込むこともよくあります。

利用者さんとの相性もあるかと思いますがコミュニケーションは大切ですし、利用者さんに不快な思いや迷惑をかけてしまったりすることの無いようにきちんとサポートする責任感も重視されます。

訪問介護で行かせて頂くところは、高齢のご夫婦だけで暮らされているか一人暮らしの高齢者の方が多いです。

一日に何件もの家を回るので、自身の健康管理と体力維持は必須ですね。

ご利用者さんの生活を支え、「ありがとう」という言葉とともにやりがいを感じられる仕事ではありますが、訪問介護ヘルパーの悩みもあります。

 

訪問介護ヘルパーの悩み&解決策

訪問介護ヘルパーの悩みとは?経験者が解決策も一緒に紹介!

訪問介護は、働き方の自由度が高く人気がありますが、一方で利用者やその家族との関係、給料面でストレスを感じることもあるでしょう。

利用者と1対1でケアを行いますので利用者さんとその家族との関係は大事です。

しかし、利用者さんとの相性が良くないとトラブルになってしまいスムーズに仕事を進めることができなくなってしまいます。

他のヘルパーやケアマネージャーなどのスタッフとの連携協力も欠かせません。

一人で悩んでしまうこともありますが、まずは事業所の管理者に相談しましょう。

 

収入が不安定で時間の割に稼げない

訪問介護は実際に働いた時間分しか給料が発生しません。

利用者さんの都合でキャンセルになった場合はその分の給料がもらえない事もあります。

移動中の時間給は認められないところがほとんどで、交通費という形で支払われることがあってもわずかな金額です。

自転車や徒歩での移動ですが酷暑の夏や厳しい冬、時には強い雨の中を移動するのはきついものがあります。

件数が多いときは1つの遅れでスケジュールが狂ってくるので急がなければとのプレッシャーは決して小さくありません。

仕事の内容や形態が変更できるか相談する

生活援助と身体介護では時給が異なります。

生活援助が多い場合には、身体介護の仕事が増やせるか事業所の管理者やケアマネジャーに相談して時給の高い内容の仕事に変えてもらったり、件数を増やしてもらいましょう。

それでも思い通りに稼げない場合は、別の事業所にも登録して掛け持ちをすることで空き時間を減らして効率的に働く方法もあります。

 

家政婦さんじゃない

ご利用者のお宅に訪問すると、使わない部屋の掃除や庭の草むしりなど業務外の支援を頼まれたりします。

介護保険では業務外の仕事はできないことはわかっていても利用者さんの困っている様子をみていると本当に断っていいのか悩んでしまいます。

きっぱりとお断りする

利用者の中には、ヘルパー=家政婦と認識してる人もあり家の事は何でもしてもらえると勘違いしている方も少なくありません。

利用者さんからすると、無理な仕事を頼んでいるつもりはないのかも知れません。

介護保険の適用として依頼されたもので、自身の境界線を引いておくことも大切です。

その場できっぱりとお断りしましょう。

直接、断っても理解してもらえない場合や、断りにくい雰囲気で言いづらい時には事業所の管理者やケアマネジャーに相談しましょう。

 

利用者さんから投げかけられる思い

一人暮らしの利用者はヘルパーと話すことが唯一の楽しみでヘルパーが来る日を心待ちにしている方もすくなくありません。

ヘルパーが作業できる時間は限られています。

食事の配膳をしてもなかなか食べてくれず利用者さんが「一緒に食べよう。」と言われるのですがお断りすると元気がなくなってしまいます。

昔は、家族でにぎやかに食事をしてたことを話され涙ぐまれたりされることもあります。

ご本人も仕方のない事と言われますが胸が詰まる思いです。

会話を大切にする

「用事はしなくてもいいからそこに座って。」と言われることもあります。

話し相手になって欲しいのです。

自分の事を自分だけではできなくなっていき、配偶者にも先立たれてしまう。

さらに、親しい友人もいなくなってしまった利用者にとって今一番して欲しいことは何なのでしょうか。

デイサービスへ行って、機能向上のリハビリをしてもらったりお風呂に入れてもらったりしてもらうことは必要なことですが、本当に必要なのは緩やかな時間の共有なのではないでしょうか。

限られた時間なので、ずっと話を聞くわけにはいきませんが会話を大切に、生きる意欲を高めて上げれられるように心がけていければいいですね。

じっくり話する時間は5分、もしくは10分程度と決めておきその時間を超えたら作業をしながら聞くようにすれば、利用者は話を聞いてもらえたという満足感が得られますしヘルパーは時間内に仕事を終わらせることができます。

 

家族さんとの情報の共有

利用者さんの認知症の症状が進んで行くと、お金や物がなくなったと言われたり、しゃべってばっかりで仕事をしないと、家族さんに話してそれをそのまま鵜呑みにされて仕事がやりづらくなる時もあります。

連絡ノートや日報にその日の内容を記録していきますが家族さんと直接お話ができることが少ないので利用者さんと意思の疎通がうまくいかない時はつらいですね。

家族さんと状況を共有する

事業所の責任者や、ケアマネジャーに相談して家族さんとも良い関係を作っていくようにしていくのが一番です。

つらい気持ちのままは体に良くありませんし他の仕事にも差し障りがでてきてしまいます。

利用者さんの状況など、家族さんと共有を常にできていることが望ましいです。

 

訪問介護ヘルパーを辞めたいと思ったら?

訪問介護ヘルパーの悩みとは?経験者が解決策も一緒に紹介!

いろいろな事情から辞めたいと思うことは、誰にでもあることです。

本来ならば相談相手になってもらいたい職場も、派閥があって相談し難い、雰囲気が悪いなど、思うようにいかないこともあります。

しかし、先々の事をよく考えずにその場の感情で決めてしまうと後悔することになりかねません。

給料アップや待遇改善を狙いたいという時でも、訪問介護を続けて経験を積んで上位資格を目指した方がよい場合もあります。

今の待遇に不満だからとすぐに辞めてしまうのは、もったいないことも多いのです。

一旦踏みとどまってよく考えた方がいいです。

 

訪問介護ヘルパーではなく施設の介護士になる

介護施設や通所介護事業所などの施設の介護士への転職を検討してみましょう。

介護施設であれば、訪問介護では稼げない収入面の不満も、夜勤に入ることで解消が見込めます。

さらに、施設で介護士を続けることにすれば、上位の介護福祉士の資格試験を受けることもできます。

スキルアップ、キャリアアップを目指せるのもメリットです。

 

体制が整っている職場を新しく探す

介護事業所は事業所ごとに介護体制が異なります。

自分の不満や・辞めたい理由を考えて自分の希望に即した事業所を探してみましょう。

他にも勤務日にヘルパーを必ず事務所に立ち寄らせる事業所は、ヘルパーの質・量ともに充足していることが多いです。

そのような事業所は、責任者や同僚と常日頃からコミュニケーションを取りやすいでしょう。

何でも相談できる環境があれば、不安やストレスを軽減できます。

 

仕事にやりがいを感じない

介護職は、社会的な貢献度が高く、本来とてもやりがいのある仕事です。

自分の適した職場で働いていれば、自ずとやりがいが感じられるでしょう。

「お金のためだけに働いている」などの不満を抱いたりやりがいを感じない瞬間があるとしたら、職場や介護職そのものが本人に適していない可能性があります。

そのような場合は、思い切って他業者・多職種への転職を検討しましょう。

 

まとめ

訪問介護ヘルパーの悩みとは?経験者が解決策も一緒に紹介!

一人で活動することの多い訪問介護のヘルパーはの悩みは仕事中に困ったことが起きてもすぐに相談できないことがほとんどです。

一人で悩みを抱え込んでしまうと、ストレスも強くなり仕事にも支障をきたしてしまいます。

事業所の管理者やケアマネジャーに相談することが大切です。

担当や仕事内容を変えてもらえれば、それだけで解決する可能性もあります。

適切な環境を作り上げることができれば、それに越したことはありません。

訪問介護のヘルパーの悩みは1人で抱え込まないことが大切です。